from 30

30歳からwebエンジニアになったけど、思ったよりも苦しいので、その苦闘の記録をば

Webエンジニアになったのは失敗だった

Webエンジニアになったの失敗だった

突然ですが、Webエンジニアになったのは完全に失敗でした。
やっぱりなかなか現実は厳しいものだと認識しました。

それまでは何をしていたのか

ずっと経理をやってました。
得意なのは管理会計の中でも原価計算や予決算管理の部分です。
世の中の人が経理に抱くイメージって、経費の精算・開示書類の作成・税務などなど
なのではないかと思います。
私がやっていたのは予算数値を作ったり、実績を集計して報告したりと、
ちょっと企画職に近い部分が多かったです。
ルーティンだけでなく改善活動もけっこうちゃんと実施していて、
役員表彰もいただくなどそれなりに活躍していました。

なぜエンジニアになったか

とはいえ、事務系総合職で大企業で働くというのは、器用貧乏に徹するということです。
日々の業務もそこそこに忙しく、その割にスキルがついていない(と今思えば錯覚だったが)という
焦燥にかられる日々でした。

事務系総合職の仕事のできるできないの分かれ目は
上司の思考を読んで先回りして準備できるかに尽きると思います。
基本的に出会ってきた上司は皆人当たりもよく優秀でしたが、
そこには組織的な力学も働いてか傍目には正常とは思えないような仕事がくることもままありました。
そういったイレギュラー仕事は急ぎの場合も多く、非常に疲れます。

一方で、日々の定型的な集計作業は進捗も目に見えますし面白い。
さらにそれをVBAなどで効率化すれば明らかに楽になる。
そこで私はエクセルVBAにのめり込みました。
部署内でも比較的そういったITスキルに強いという評判もつき、
この効率化作業を仕事にしたい、そう思ったのがエンジニアを目指すきっかけでした。

まあ、要約すると、

  • スキル不足への焦燥
  • 組織的力学で量産されるイレギュラー仕事への疲れ
  • 単純作業の効率化の面白さ

といったところでした。

この辺を満たし、待遇もまずまずのところで落ち着くことができる。
ということでもろもろ調べた結果Webエンジニアになろうと考えました。

エンジニアになるまで

会社を退職しプログラミングスクールに通いました。
いろいろ学べはしましたが、これは悪手だったなと思います。
まあ後悔してもしょうがないです。

なんやかやあり、今の会社に拾ってもらいました。 決め手としましては

  • サーバレスという技術体系に将来性を感じたこと
  • リクルートしてくれたボスが界隈では有名人であること
  • めちゃくちゃつよい別の本業があり、会社としては超エクセレントな財務状態であること
  • 平均年齢も高く、30歳エンジニアデビューの私でも変な年齢コンプレックスをもたずに済みそうなこと

などがあります。

エンジニアになってからの1年間

一応フルスタックエンジニアということで働かせてもらってます。

フロントは、Vue.js, Nuxt.js, Vuetify, Bootstrapなんかは普段から使ってます。一応TSも書いてるっちゃ書いてます。(あまり理解してないですけど)

バックエンドはLambdaファースト(Python)で考えつつ、StepFunctionsとかECSとかでできない部分を補ったりって感じです。あとは、ケースに応じてAPIGWかAppSyncを使ったりします。
最近やっとTDDが手に馴染んできました。

DBの経験は特に弱くて、基本的にはDynamoDBしか実務ではやったことありません。 データのMigrationのために、SQL Serverをいじったことはあります。

構成管理は一回Cloudformation使って嫌になって、SAMをつかってあんまり変わらんやん...ってなって、 CDKを今はメインで使っています。 ただクロスアカウント、クロスリージョンな対応についてはボスが作ったCI/CDをあまり理解せず使ってる感じです。

設計面でも大きな画はボスに書いてもらいますが、詳細設計はやらせてもらってレビューもらったりしています。 データストア設計はまあ自分でやる場合もあります。

運用に関しては基本的にはサーバレスなのであんまりがっつり対応したことはありません。

機能の詳細部分や修正依頼等については、顧客とのコミュニケーションもとります。
それを受けて、派遣のエンジニアへのタスクの割り振りとその進捗管理もします。
コードのレビューもしてます。
一方で自分にもフルタイムでのタスクはあります。

資格に関しては、

  • AWS Certified Cloud Practitioner
  • AWS Certified Solution Architect Associate
  • AWS Certified Developer Associate
  • AWS Certified SysOps Associate

は3ヶ月目くらいで全部取りました。つぎのレベルは難しいですね。

まあ、おっさんでエンジニアデビューなので、それなりに努力してきましたし、
1年目の割りには、それなりにできることも増えたかなと思います。

で、なぜ失敗と思ったか

そんなこんなでそれらしい努力は重ねてきましたが、
今年の昇給額は5千円/月 ...

一応面接では2年目で100万円/年 増は目指せるということだったのですが、
目標設定も評価面談もないので何が不足していたのかよくわからないんですよね。
自己評価としては、少なくともボスの期待には応えてきたと思っています。
(ボスに給与の決定権はないのでそこが連動しないのは理解していますが。)

残業については、今は土日も含め80時間くらいはやってますが20時間以上つけると
社長から直々に「不採算事業のくせに」という叱責を受けます。

webエンジニアになった理由の多くは満たされましたが、
前提である「待遇がまずまず」という水準に達するのが10年以上必要になるとここへ来て気づいたのです。

じゃあ、どうするか

それなりの成長を見せても5千円/月の昇給ならば、
会社のために粉骨砕身などというのはまったくもって経済的合理性がありません。
なので、さくっとスキルをアピールして転職だ!

と思った矢先気づいたのです。
アピールできるものがない。

試しにbi○reachなんかに登録しましたが、人売りしか考えてない、 エージェントからの引き合いばかり。
まあ業界経験一年だし当然だなとは理解していますが。

ということで、転職時のアピールになるように日々の実務での課題とその対応策を このブログに残していこうと思います。
ついでに同じようなことで困っている人がいたら、役立てばいいなというのも思いつつ。

壮大な自分語りをしましたが、今後は淡々と書いていこうと思います。